姶良市は鹿児島県のほぼ中央部、

薩摩半島と大隅半島が分岐する鹿児島湾の湾奥に位置しています。

北から延びてくる山塊(さんかい)と別府川、思川によって形成された沖積低地からなっています。

町域は東西約8km、南北約23kmに及び、南北に細長いかたちをしています。

山塊上や町の北部に広がる山地には縄文時代の遺跡が多く所在し、

また町の南部の沖積低地には弥生時代以降の遺跡が多く分布しています。

また、室町・戦国時代には多くの山城が築かれています。

 

桜島・霧島などの火山が多い鹿児島では、

数多くの噴火によって多量の火砕流(かさいりゅう)や火山灰が噴出し、

現在の地形をつくりだしています。降り積もった火山灰は、

その火山の噴火年代と照らし合わせることで、

遺跡の年代推定の基準となっています。

姶良町の遺跡で確認された火砕流・火山灰には、シラス(約2万5千年前)、

薩摩火山灰(約1万1500年前)、米丸(よねまる)マール火山灰(約7千年前)、

アカホヤ火山灰(約6400年前)があります。