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平成28年度 鹿児島実業高等学校 通信制課程 学校評価表

学校教育
基本方針
日進月歩する科学技術の発達,高度情報社会へ対応するため,建学の精神を体しつつ知育・徳育・体育の均衡ある全人教育を通じて,生徒の個性と能力を伸ばし,国家社会の平和と進歩に貢献し得る人材の育成に努める。
学校教育目標 教育ニーズの多様化が進む中で,一人一人が生涯にわたって主体的に学び,自己実現が図れる「生きる力」が身につくよう,次の目標の実現に努める。
(1) 生涯にわたって意欲的に学び続ける個性豊かな人間を育成する。
(2) 豊かな教養と優れた職業観を身につけさせる。
(3) 民主的な社会および国家の発展に努め,平和的な国際社会に貢献し,未来を開く
  主体性のある人材を育成する。
 
 
1.【学校経営】 全職員が共通の理念に立った学校経営の参画における教育的成果の評価
評価項目 具 体
項 目
目 標 具体的方策 総合
評価
成果と課題
(1) 学校教育目標 学校教育目標の具現化 学校の実態に即した目標が設定され,教職員間の共通理解のもとに,教育目標の具現化を図る。 建学の精神,中長期的なビジョンを踏まえた目標となっている。 4.3 鹿実は建学の精神がはっきりしており,しっかりした目標を持つことができている。校訓が指導の指針となっている。
前年度の教育課題や生徒の実態を踏まえた適切な重点目標を設定する。 生徒の実態調査を行い,各教科で適切な重点目標を設定できた。
目標達成の度合いを年度途中で評価・確認する機会を設け,その教育活動に生かす。 職員は,自己申告書により常に評価・確認することで,教育活動に生かしている。
(2) 学校経営方針 経営方針の明確化とその実践 経営方針が学校内外に明確に示され,教職員間の相互理解と保護者・地域の指示に基づく教育活動を行う。 各教職員が経営方針を意識して教育活動を展開する。 4.2 ホームページ・「学習のしおり」に記載し,教職員一同共通理解の下、広報活動に尽力している。
教育目標や経営方針等を生徒・保護者・地域等に説明したり,広報したりすることに努めている。 年2回の保護者会や,毎月発行している「鹿実通信」によって,広報・説明できている。
(3) 学級経営 学級目標の具現化 学校目標に沿った温かい学級づくりを行う。 学校目標に沿って,学級の実態に応じた学級目標を設定し,学級経営を行う。 3.8 クラス全員が進級・卒業できるように,各クラスとも担任によるきめ細かな指導のできる学級経営をしている。
機会をとらえて個別面談実施し,学級生徒の多面的理解を深める。 個々の生徒の問題を早めに把握するため,少ないスクーリング時間ではあるが,機会を捉え面談を行い,また,生徒・保護者へのこまめな連絡を行って理解を深めるようにしている。
 
2.【教育活動】 教育活動全般における計画的,組織的な教育的成果の評価
評価項目 具体的
項 目
目 標 具 体 的 方 策 総合評価 成果と課題
(1) 教育課程の編成 創意工夫を生かした適切な教育課程の実施 学習指導要領の趣旨が生かされた普通科としてふさわしい教育課程を編成する 多様な生徒の能力・興味・関心・進路に応じた普通科の課程にふさわしい教育課程を編成する。 3.9 多様な生徒が多い中ではあるが,普通科にふさわしい履修科目について,教科科目のバランスを考えている。
教育課程の実施に当たって,教育目標の達成状況を定期的に点検する。 レポート提出・評価および前期・後期の定期試験前後に達成状況を点検・確認している。
(2) 教科指導 わかる授業の展開と工夫・改善 創意工夫がなされた学習指導を行う。 各教科科目の年間指導計画(シラバス)を作成し,学習目的や学習方法を事前に生徒に説明する。 3.6 履修科目申請の際に,簡潔なシラバスを示しながら三者面談を実施しているので,事前指導はよくできているが,生徒自身によるシラバスの活用が不足し、単位修得に重点を置く傾向になっている。
分からない点は,スクーリング時に解決するよう指導しており,限られた時間の中で個人指導をするが,複数教科を同時間に指導するため,充実した指導ができない点がある。
レポートを介して実態に応じた添削指導を行っている。
生徒の自主的な学習意欲を喚起するため,個別指導を充実。
生徒の状況・実態に応じた指導方法を試み,授業の創意・工夫に努める。
教材の精選及び教具の活用 生徒の実態に応じて教材の精選や工夫,教具の活用を行う。 生徒の実態に応じて教材を精選して,指導を工夫する。 3.8 月に4回しかスクーリングがないので難しい部分があるが,各教科で学習書を活用させたり,実習ノートを作成し活用している教科もある。
使用教科書が全国共通のため,独自教材の精選がうまくいかない部分がある。
レポート作成においても,学力差の大きい生徒の実態に応じたものを作成できるよう工夫しているが、学習意欲の喚起まではつながっていない。
生徒の実態に応じた教材を作成するなどして,学習意欲の喚起に努める。
適切な学習評価 教職員の共通理解のもとに適切な評価を行う。 年度当初に担当教師間で評価基準を話し合い,共通理解のもとで評価を行う。 3.8 担当者が複数ではないので,他の教科との話し合いの中で,個人では気づかないことに気づき,理想的な評価ができた。
観点別評価を踏まえた評価問題の作成を心がけ,知識・理解に偏らないバランスのとれた評価を行う。 生徒のやる気を引き出しやすい定期試験問題の作成に努め,教科書内容の理解の度合いが計れた。観点別評価の点では更なる検討が必要。
(3) 総合的な学習の時間 ねらいが明確で創意工夫を生かした活動 学習指導要領のねらいをふまえて,地域や学校の特色を生かした活動を行う。 学校の特性を生かし,生徒の問題意識・問題解決能力など「生きる力」の育成に取り組む。 3.8 総合学習の各テーマをもとに,鹿実の校訓を十分取り入れたりして,各人の「生きる力」を指導できた。
(4) 特別活動 ホームルーム活動の充実 学校の教育目標に沿った計画により,活動を行う。 事前準備をよく行い,実践する。 3.9 合同ホームルームを取り入れたり,生徒各人の状況を確認・把握して,資料を作成するなどして出口指導に取り組んだ。
学校行事の充実 生徒の実態に即した効果的な行事を行い活動内容を工夫する。 生徒の実態に即して見直しを行い,内容を工夫することにより,効果的な学校行事を実施する。 生徒会の協力もあって生徒の実態に即した内容となり,充実し,効果的な学校行事が実施できた。
(5) 生徒指導 基本的な生活習慣の確立 生徒理解に基づき,全教職員であいさつ・マナー・礼儀等のきめ細かな生徒指導を行う。 服装,容儀などについて生徒心得を中心に,生徒・保護者に説明したうえで,教職員の共通した指導を行う。 3.9 スクーリングと平日登校での服装にメリハリを付け、身なり・服装が心の表れであるという指導について,職員間の共通理解・共通実践に向けた努力が実を結びつつある。
スクーリング時において,個別に面談し,基本的な生活習慣の確立に努める。 スクーリング時には,限られた少ない時間ではあるが,授業開始,終了の礼を始め,SHRやLHRを利用して,よき生活習慣確立の必要性の意義を深めさせるため,職員できめ細かな指導に当たっている。
(6) 進路指導 進路指導の充実 系統的・計画的な進路指導を行う。 生徒が望ましい勤労観・職業観をもつことができるよう,系統的指導に努める。 3.9 進学については良好である。就職は登校日数が少ないので,ヤングハローワーク等との連携を深めつつ,系統的な指導をする時間を設けるために限られたスクーリング時間を活用しつつある状況である。機会を捉えた細やかな指導はできている。3年次生については,進路に対する三者面談を行うなど,担任がきめ細かい指導をしてる。「鹿実通信」も重要な役割を果たしている。
進路実現に向け,進路情報の提供,個人面談等を行う。
(7) 教育相談 教育相談の充実 生徒の持つ悩みなどの解決を援助する。 不登校・いじめなど生徒の動向を観察しながら,いじめ等の防止につとめ,また,生徒一人一人に関心を持ち,認め,尊重し,理解しようとする態度や姿勢で生徒に対応する。 4.2 不活動・不登校気味の生徒も,話の仕方によっては興味を示してくれるので,保護者も含めて多角的に観察・相談し,各自に合った対応をするように心がけた。
(8) 生徒会活動 生徒会活動の充実 自主的な生徒会活動を支援する。 生徒会行事に生徒が自主的に参加できるような工夫と呼びかけを行う。 4.0 担当職員の熱心な指導もあり,生徒会役員はよく協力しているが,一般生徒の協力の機会が少ない。
スクーリング後の定例会を通して,生徒会活動が充実している。
生徒会役員に生徒の模範として行動できるよう指導しているので,責任を持ち充実した活動が出来ている。
体育祭など,生徒の行事への自発的・自主的な参加が定着してきていが、 クラスで生徒会役員が偏っているので、もっと低学年の生徒会役員が少ないので,もっと人員を増やしたい。
生徒の自発的・自主的な活動を活発に行う。 生徒の自発性・自主性が発揮され,活発な生徒会活動を展開する。
(9) 健康・安全教育 健康や安全に対する態度の育成 健康・安全な生活を送るための指導を行う。 生徒の心身の健康について,学級担任・各部との連携を密にした指導を行う。 3.8 健康診断を確実に実施できている。心に問題を持った生徒(心因性の生徒)については,情報を共有し連携が取れている。
安全確保について生徒や保護者への啓発を促し,組織的に対応できる危機管理体制を整える。 ネックストラップ式IDカードを導入したり,単車・自動車通学許可証を作成して危機管理に努めた結果,生徒への浸透が図れた。
ホームルーム指導を通して,交通安全教育や安全衛生教育を徹底する。 時間も不足しているし,全生徒がHRに毎回出席するということがないので徹底が難しいので,「鹿実通信」にも掲載して,徹底を図っている。
(10) ボランティア活動 ボランティア活動の充実 ボランティア活動を通して,奉仕の心と郷土を愛する心の育成を行う。 ボランティア活動の意義を認め,生徒の参加に積極的に取り組み,活動の活性化を図る。 3.3 生徒会役員以外はボランティア活動を行う機会は少ないが,活動の重要性を説明することができ,義援金募金などのボランティア活動に成果を出せた。
(11) 個別指導 個を生かす指導の充実 個に応じた指導の一環として,学習支援,各種資格取得を奨励する。 生徒の意欲的な生き方への支援を積極的に行い,個々の生徒に応じて,学習及び資格取得など適切な指導助言を行う。 3.7 各担任において,スクーリング時のホームルームや,電話連絡による指導が充実している。資格取得についてはなかなか機会を得られない。
 
 
3.【組織運営】 教育活動の円滑化,教師集団に関わる教育的成果の評価
評価項目 具体的
項 目
目 標 具 体 的 方 策 総合評価 成果と課題
(1) 校務分掌 適切な役割分担,組織的な活動と運営 各自の役割分担が明確であり,分担に応じて適切に校務を処理する。 分掌・学年・学科・教科の役割を明確にし,各会議を適切に行う。 3.8 少人数で一人何役もこなしながら,各分掌間で協力し,円滑な推進ができている。もっと強化できる部分もありそうなので更に検討を進めたい。
校務分掌の円滑な推進を図るため,各分掌間の相互連携を図る。
分掌ごとの業務記録,資料保存に努める。 業務記録,資料については,引継ぎがスムーズにできるように処理している。
各分掌の話し合いの結果は,職員朝礼で報告できている。
各分掌での話し合いの結果を教職員に周知し,共通理解を図って指導にあたる。
(2) 各種委員会 目的に応じた適切な委員会の設置とその運営 目的に沿って適切に委員会を設置し,運営する。 各委員会の設置目的を確認し,その実現に向けて効果的な話し合いを行う。 3.8 話し合いの少ない委員会もあったが、常に客観的な思考力を身につけることができた。
各委員会での話し合いの結果を教職員に周知し,共通理解を持って,教育活動や学校経営等に生かす。 反省を活かしきれずマンネリ化している部分もあったが,おおむね各委員会の話し合いの結果を理解することができ,教育活動に生かせた。
(3) 校内校外研修 研修体制の確立と実践 計画的・組織的に行う。 校外から講師を招き,視野を広げる講演会や研修会を行う。 3.5 後期の始業式の後,生徒を含めて「携帯電話の使用について」の研修会を実施できた。
校外の研修会に参加した成果を,他の職員に伝達する機会を設ける。 職員朝礼等で,随時報告できている。
(4) 職員教育 教職員の資質向上への取り組み 教育関係の研修に積極的に参加し,視野を広げる。 教育センターや私学協会等で開催される研修会を積極的に活用し,教職員の資質向上を図る。 3.3 参加する機会を捉えて,教職員の資質向上に努めている。
 
 
4.【教育環境】 学校の置かれている条件や環境に関わる教育的成果の評価
評価項目 具体的
項 目
目 標 具 体 的 方 策 総合評価 成果と課題
(1) 学校環境の整備 潤いのある生活環境の整備 校内美化に努める。 日常の清掃活動に全校生徒,全職員で積極的に取り組む。 3.9 教職員の取り組みは徹底してきた。生徒へ公徳心の重要性を理解させ,校内美化の意識を高めるよう取り組めた。
日常生活の中で環境美化に対する意識を高める指導を行う。 集団生活の中で環境整備がいかに大切かという,スクーリングでの校内美化の指導も機会を捉えて指導できた。
(2) 施設・設備の管 理 活用と安全管理 施設・設備の有効的な活用が図られ安全点検等の管理を適切に行う。 施設・設備の安全点検や補修を行い,環境整備を図る。 4.2 諸点検によって安全を維持できることを生徒たちに理解させる努力をした。
日常の教育活動や指導は,常に安全を優先して行う。 安全優先で活動・指導することができた。
(3) 情報インフラの設備・充 実 教育活動全般の情報化  パソコン等を使った校務処理を適切に行う。 パソコンによる校務処理を推進してデータの共有化を図り,効率的な事務業務を行う。 4.0 必要書類の共有化を図り,効率的な事務業務ができるようにしたい。
パソコン上の生徒情報等管理体制を図る。 十分管理されているが,更なる集中管理体制を作りたい。
 
5.【開かれた学校づくり】 
評価項目 具体的
項 目
目 標 具 体 的 方 策 総合評価 成果と課題
(1) 保護者との連携 協力体制の確立 生徒に関する情報を相互に交換する。 個々の生徒について,学校・保護者が緊密に連携を保ち,相互に連絡を取り合う。 4.1 生徒・保護者とのこまめな連携が取れ,脱落者をくい止めることができ,多数の生徒の進級や卒業につながった。
保護者会の充実 保護者会の充実を図る。 年2回保護者会を実施し,学校の情報を開示し,保護者との連携を緊密にする。 4.2 保護者とコミュニケーションをとることによって,生徒の実態をより把握できた。第2回の保護者会で,講演を定着できた。
第2回の保護者会で,生活体験発表大会優秀者の発表ができ,保護者からも好評を得た。
(2) 地域や関係機関との連携 協力体制の確立 学校方針や具体的教育活動についての情報を提供する。 県内の各中学校との効果的な情報交換や連携に努める。 3.7 資料発送や,中学校・高等学校訪問を実施し,通信制が理解されている。
高等学校へは,卒業生の進路などの情報を郵送している。
ホームページの更新を定期的に行い,学校情報を積極的に発信する。 PC・携帯用HPは,係を中心にして定期的(月1回程度)に更新できた。内容をもっと魅力的なものにしていきたい。


※評価方法(4段階評価)
  5.十分達成されている  4.達成されている  3.ほぼ達成されている  2.改善の余地有り  1.改善すべき

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