照島小学校には,一年に一度てんぐどんがやってきます。
 照島神社の秋の大祭〜「ほぜ祭り」が10月の中,下旬に行われています。元来は旧暦の9月9日に行われるのが習わしです。
 赤い面をつけたてんぐと子どもたちがみこしを担ぎ市内を練り歩きます。
 てんぐに触ってもらうと,健康に育つという言い伝えがあり,行列の行く先には赤ちゃんを抱いた母親が待ち構えます。なかにはてんぐの面を見て泣き出す赤ちゃんもいます。



  行列はやがて私たちの照島小にやってきます。授業は一時中断されて,てんぐが荒々しく子どもたちを追いかけます。子どもたちもてんぐに触ってもらおうとして,にぎやかな追いかけっこが繰り広げられます。