学 校 の 概 要

1 本校の位置
  
  
種子島のほぼ中央,東海岸寄りの海抜80m前後の平坦な台地に位置し,面積17.24平方km,約230世帯,人口およそ500人の農村にある。(令和4年10月現在)町役場所在地の野間までは約4kmあり,県道75号線が通じている。

2 本校の特色
  
  
水田は少ないが,よく整備された広大な畑地が広がり,校区民は,さとうきび,甘藷を主体とした畑作農業に従事している。最近は,畜産,花き園芸の導入や建設業等との兼業化が進んでおり,経済的にも安定している。
  近年,過疎化の波に洗われ,若年層が減少しており,児童数も減少しつつある。
  しかし,校区民の子女の教育に関する関心は高く,学校に対する協力も積極的かつ建設的である。PTA戸数は10戸と少ないが,お互いの意識の高揚と資質の向上を目指して,学習活動や各専門部の実践活動を推進している。
  明治4年,学制発令に先立つこと1年前,「紺屋園」の地に草屋を作り,当時,島内屈指の文化人であった子島猪右衛門(「東雲社」主宰)を,西之表より教師として招き,学舎を建設した好学の歴史は,今も脈々と息づいている。

3 児童数の推移     ☆ 児童数は総数。内,( )は留学生の数。

児童数 児童数 児童数 児童数
明治 20 平成 58 平成  17 48 令和  23
26 39 10 53 23 36 21
39 68 11 53(5) 24 31 21
昭和 14 145 12 46(4) 25 29 14
25 225 13 47(5) 26

31

13
36 267 14 53(6) 27 28 11
47 176 15 59(7) 29 22
60 70 16 48(4) 30 24

4 学校経営(令和6年度)

 
○ 教育理念
   油久小学校がめざす人間像は,郷土の
「よか馬は 風に向かって立つ」という言葉のように,どんな時代でも,どんな環境におかれても,  積極的に生き抜く知恵と気力・体力をもったたくましい人間である。

 
○ 学校経営方針
   公教育の理念に立ち,本校の歴史と伝統を創造的に継承するとともに,児童や地域の実態及び時代の要請を踏まえながら,人権尊重   の精神に則り,心身ともにたくましく生きる力を備えた人間性豊かな児童を育成する。

 
○ 学校教育目標

油久のよさを生かし,進んで学び,たくましく生きる力を備えた人間性豊かな子どもを育てる


 
○ 校訓 と 目指す子ども像
   
進んで学ぶ子 よく考え,進んで学習する子ども
  
助け合う子  礼儀正しく,思いやりのある子ども
  
たくましい子  粘り強く最後までやり抜く子ども