森と広場とせせらぎの学校 姶良市立重富小学校 |
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1 重富の歴史
平安時代末の頃,重富は蒲生に属していた。鎌倉時代初期に,島津忠久が薩摩守護になって以来,350年余を経た天文23年(1554),15代・島津貴久の率いる島津勢が蒲生方の支城・岩剣城を攻略した。落城後の岩剣城を任された三男・義弘(17代)は,山麓に平松城を築いた。
江戸時代になり元文2年(1737),藩主・島津継豊は,弟・忠紀に越前(重富)島津家を再興させ,帖佐郷の脇元・平松・船津・春花の四村と吉田郷一部の触田村と併せて1万石を与え,重富郷とした。この地名は,鎌倉時代,忠久の二男・忠綱が越前国(福井県)の守護代として治めた領地に由来する。重富島津氏は,忠紀から21代・
明治22年(1889年),町村制実施で重富村となる。昭和30年(1955年),帖佐町・重富村・山田村が合併して,姶良町となった。
2 重富の環境
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