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ICTで業務改善!

 

 

 最近報道される教育関連ニュースとして「多忙過ぎる業務、倍増する病気休職率、低下する採用倍率」などが挙げられており、全国的な教職員の課題となっています。納官小でも同じく子どもたちの登校から下校、家庭学習まで担任の先生方をはじめ、全職員で一丸となって指導に当たり、多忙な日々を過ごしています。昨年同様、子どもたちと触れ合う時間を確保し、先生方の心と体を健康に保てるように様々な工夫や改善に取り組んでいます。

 手作りのプリントや提示する教材を事前に準備する時間がすべて短縮され、子どもたちが考え発表する時間等が増え、学びが深まります。また、タブレット端末で作成したまとめや振り返りも自動で保存され、担任の評価に役立てられます。成績処理も校務支援ソフトを使って、速くて正確な処理ができています。家庭学習も印刷したプリントなどからデータの宿題へと代わり準備や採点などの時間が短縮されています。
業務改善に向けての特別校時の予定(学期末4日間に特別校時を設定し、放課後の学級事務の時間を確保します。)

 保護者向けの学校評価を毎学期、Googleフォームを活用してアンケートを実施し、集計、結果分析をしています。是非次回もお子様の様子を入力ください。よろしくお願いします。また、学校では職員会議や学年会を可能な限り印刷した紙を使わずにオンラインで資料を閲覧しながら協議を進めています。5あいさつ運動では、朝に子どもたちの安全を見守っていただき、誠にありがとうございます。
 その他に、下記のようなことに取り組んでいます。
〇 業務改善につながる校内研修

(アンガーマネジメント研修・教育相談・カウンセリング研修等)
〇 保護者専用(連絡用)ホームページの更新

(各学年週報やPTA案内文書等を掲載しています。)
〇 毎週金曜日の定時退庁日の設定と声かけを実施
〇 職場環境整備(机上の整理・整頓、ファイル等の適正管理)

2023年07月11日

生成AI利用に関する運用指針

 

 

経 緯
 昨年、生成AIであるChatGPT3.5が公開され、自然言語処理技術の精度とともに、その効果や信憑性等など様々な議論を呼び、その運用についても国際的に暫定的な取り決めが行われているところです。7月4日、文科省より「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」が示されました。本校では、このガイドラインを参考にして、今後の生成AI利用に関する運用指針を作成しました。今後は、夏季休業中に全職員で生成AIに関する研修を深めるとともに2学期から子どもたちの実態に即した生成AIの教育利用を進めて参りたいと思います。保護者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願い致します。


生成AIの捉え
1. 対話型で自分に必要な情報を得られ、文章作成や翻訳等を瞬時にしてくれる。
2. 生成AIは開発途中なので、それらしい応答は得られるが、回答は誤りを含む可能性が常にあり、すべてにおいて信頼性に関する課題がある。
 学校での教育利用に当たり、各種生成AIが示す利用規約に則り、児童が自分自身で自由に行う学習活動には、原則として生成AIを利用しません。情報モラル教育と合わせて生成AIの性質やメリット・デメリットに関する学習に取り組んで参ります。御家庭におかれましても各種サービスの利用規約に年齢制限や保護者の同意が示されていますので、御留意ください。(利用規約 ChatGPT 13歳以上、18歳未満は保護者同意など)


生成AIの教育利用
デジタルとリアルのバランスや調和を重視
 今まで通り子どもたちの学力向上のために、対話活動や体験活動を充実して参ります。また、生成AIのしくみなどの学習を取り入れながら、情報モラルを含む情報活用能力のさらなる育成を進めて参ります。
教職員のAIリテラシーの向上と業務改善
 生成AIに関する研修を深め、教職員のAIリテラシーの向上をめざすとともに、学校業務での適切な活用をすることで、さらなる業務改善に役立てていきます。


予想される今後の取組
1 生成AIの性質やメリット・デメリットに関する学習を発達段階に合わせて計画し、朝の「ICTの時間」(月に1回)や道徳の時間などに実施します。また、学校外での読書感想文・研究記録・発表原稿などでの利用についても十分理解させ、指導して参ります。
2 中学校との連携を図り、「AIの使い方の学習」へ繋がる学習を計画し、年度内に実施して参ります。
3 学校業務での活用として教材作成や問題作成、授業準備等のどの部分で活用できるかを精査し、全職員で協議しながら活用を進めて参ります。
※これらの取組を納官小学校のホームページへ掲載いたします。保護者の皆様の御質問や御意見を学校までお知らせください。


生成AI利用の際の留意点(保護者の皆様へのお願い)
 私たち大人も含めて生成AIについて子どもたちの学びは不十分です。以下にあります4点については、くれぐれも御留意されてください。何かご不明な点がありましたら学校へお問い合わせください。よろしくお願い致します。
1 読書感想文や日記、自由研究などでの子どもたちの生成AI利用や資料作成(不適切な利用)は、原則させないでください。個人的利用に関しても、その取り扱いには十分注意をされ保護者の責任のもと行ってください。(利用に関して迷われたときは、学校へお問い合わせください。)
2 親子で利用される場合、個人情報やプライバシーに関する情報を入力させないでください。また、回答に個人情報やプライバシーに関する情報が含まれている場合には、利用を差し控えてください。
3 著作権保護の観点から既存の著作物に係る権利を侵害することのないように留意してください。生成AIで作ったものに、他人の著作物と似ていたり既存の著作物をもとにしたものがあったりする場合は、著作権侵害となる恐れがあります。十分にお気を付けください。
4 今後、新たに留意する点などが出てくることが予想されます。新たな追加情報は、学校のホームページ等でお知らせしますので、そちらを御確認ください。 


※子どもたちのよりよい成長のために、この生成AI利用に関する運用指針に基づいて、7月11日より運用して参ります。よろしくお願いいたします。




2023年07月11日

わがやのペアメディアコントロール

 

<ペアメディアコントロールの取組とは?>
 急速な進化をとげる情報社会において,子供たちが健全で安全に生活するために,ノーメディアの取り組みから保護者が寄り添い,見守り将来的に自分の力でメディアコントロールできるようになるための取組が大切です。そこで納官小では親子ペアになって考え,一緒にルール作りをして一緒に実践するメディアコントロールに取り組んで参りたいと思います。

<目的>
☆ 家族がそろう夕方や食事の時間を,家族の大切なコミュニケーションの場にする。
☆ 携帯やテレビ,ゲームの在り方や使い方について家族みんなで考える機会とする。
☆ 早寝・早起き等の生活リズムの改善に家族みんなで努める。
<実施内容>
・ 対象 ・・・ 全児童,全家庭
・ 実施期間・・・小・中学校の家庭学習強調週間に合わせて実施する。
・ 実施方法・・・無理のないコースを4段階で設定し,各家族で選んだコースに沿って取り組む。(詳細は,別紙ペアメディアコントロールカード参照)
※ 各家庭のメディアルールとメディアリテラシーについても,親子で話し合い記入してください。
<その他>
○ 学校からペアメディアコントロールカードを配布します。そのカードに取り組んだコースや  感想等を記入して,家庭学習週間終了後,学校へ提出してください。




2023年07月11日

第1回中種子町交流学習会(5・6年)

 中種子町内の小規模校6校(納官小・岩岡小・油久小・星原小・南界小・野間小・増田小)をテレビ会議システムで結び、オンライン会議をしました。どの子も目を輝かせながら、各学校の自己紹介や学校紹介をしていました。今後は、自分の調べたことをもとに、友達と情報交換したり、意見交換ができたら素晴らしいですね。




2023年06月19日

朝活!ICTの時間

 納官小では、毎月第2週の月曜日8時25分から15分間、「ICTの時間」を設定しています。低学年・中学年・高学年と発達段階にあわせて、タブレット端末活用のスキルアップの向上やセルフコントロールを目指す情報モラル学習を進めています。1年間を通してたくさんのことを習得してくれることでしょう。楽しみです。情報モラル学習については、動画を見て親子で学べるサイトもあります。ご家庭で是非視聴されてみてください。

 

保護者のための情報モラル教室 話し合っていますか?家庭のルール動画サイト←コチラをクリック

 

 

情報モラル学習サイトURL←コチラをクリック



キーボー島アドベンチャーサイトURL←コチラをクリック


Scratchではじめよう!プログラミング入門サイト←コチラをクリック


2023年06月12日

人権尊重の視点に立ったタブレット端末活用

 GIGAスクール構想の取組も3年目に突入し,タブレット端末の活用も文房具としての活用から一人一人の考えを尊重し,自分の考えを発信するツールとしての活用へと変わりつつあります。ちまたではChatGPTの出現で,人間らしさまでもがかき消されてしまう時代に突入してきました。納官小では,教育の原点であります「人権尊重の精神」を大切にしながら,下記のようなICT活用に取り組んで参ります。今後は,子どもたちの素晴らしい取組を学校のホームページ等で発信して参りたいと思いますので,是非ご覧ください。

2023年06月05日